1958-07-01 第29回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
鷹角線は阿仁合—比立内間は直ちに着工、檜木内—角館間は阿仁合—比立内間の工事の進捗状況を考慮しろ、また比立内—檜木内間はさらに調査を継続しろ、こういう御建議であります。生橋線は直ちに着工ということになっております。それから武蔵野線は東北本線から東側の区間は直ちに着工するを適当と認める。根岸線は直ちに着工するを適当と認める。氷見線は奥能登地域の開発計画を勘案してさらに検討する。神岡線は直ちに着工。
鷹角線は阿仁合—比立内間は直ちに着工、檜木内—角館間は阿仁合—比立内間の工事の進捗状況を考慮しろ、また比立内—檜木内間はさらに調査を継続しろ、こういう御建議であります。生橋線は直ちに着工ということになっております。それから武蔵野線は東北本線から東側の区間は直ちに着工するを適当と認める。根岸線は直ちに着工するを適当と認める。氷見線は奥能登地域の開発計画を勘案してさらに検討する。神岡線は直ちに着工。
四番目の鷹角線、つまりこれは東北の鷹ノ巣から角館に至る路線でございますが、このうち北の方の阿仁合——鷹ノ巣から下った所阿仁合と比立内の間はすぐ仕事にかかる、しかし、檜木内と角館の間並びに比立内と檎木内の間は北の方の工事の進捗工合を見て一つ着工の時期をきめていこうということに相なったわけです。
次の角館、阿仁合兩驛間鐵道速成の請願でございますが、これはすでに昭和十三年に角館から神代、西明寺を經て檜木内に至る十六キロの間にはレールを敷くばかりでありまして驛もできておつたのであります。しかるに戰時中のためにこれがとりやめになつて今日に至つたのであります。この鷹角線の沿線は奥羽山脈のふもとを走る線でございまして、これは現在東北における澗葉樹林の最も大きな資源地でございます。
すでに調査は何囘も終つたのでありますが、その意味と、それから全線ただちにやるということは困難かもしれませんが、鐵道のレールを敷くばかりになつておる檜木内、ここまでは何とかしてできないものでしようか。特に檜木内は御承知のように鐵道枕木、木材、ある薪炭を地方に送つておるのでありますが、この線が非常に交通が困難なのであります。
この鐵道は先ほどお話いたしましたように、角館、檜木内間は、昭和十三年議會の協贊を得まして、工事に一部著手いたしたのでございます。ところが戰時中資材その他の關係から、遂に完成を見ずに今日に至つたわけでございます。なお阿仁合、川岱間約三十五キロはまだ全然工事にかかつておらない線でございます。